しまくとぅば大会
今大会は去年の市民会館からパレット市民劇場に会場を変えて実施。集客が懸念されたが、「しまくとぅば保存継承」の気運が高まるなか、350名余の市民が訪れ、一定の成果をあげました。
弁論出場者は、北は名瀬市から南の石垣島まで琉球諸語5圏域から10地域13名が意見発表。最年少は八重瀬町新城小学校5年生で最年長は本部町備瀬出身の仲田栄松さん88歳。特に今大会では、海外のウチナーンチュ代表としてハワイから琉球大学に留学中のフー・コーリンさんが参加、己のルーツに芽生えた契機など「しまくとぅばに対する思い」を熱く語りました。
出場者もそれぞれ工夫を凝らし、宜野湾市は舞踊劇「仲直り三良小」を70代の女性と高校生が演じ、大いに会場を沸かせました。
石垣島、宮古島、奄美大島の言葉は沖縄とは別言語と分類され、沖縄本島および離島の人には理解できないが、会場冊子に日本語訳をつけて理解の一助としました。
アトラクションでは、ゆうりきやー、「うちなーんちゅ発見会話」と「わしたウチナーけんさんぴん」をひがけい子♪シュビーズが歌い、和やかな雰囲気を醸し出しました。